私の人生において、自転車は切っても切り離せない存在です。
たった一言が人生を決めてしまうと言う事は、こういう事を言うのでしょうか。
私が自転車を人生の道として選んだきっかけは、補助輪付きの自転車を卒業し、
初めてジュニアマウンテンバイクをプレゼントとして買ってもらった幼少期までさかのぼります。
補助輪を外し、練習に練習を重ね自走できるようになった時の興奮は今でも記憶や感覚として
覚えていることは勿論なのですが、生まれて初めて自分用の自転車を買ってもらえる事になった当時の私にとって、自転車は脳裏に焼き付く特別な物でした。
購入にあたり両親の意見は全く聞きもせず、
自分が好んで選んだ黒緑色の自転車を即断で決めたことは今でも覚えています。
その自転車は私にとって、まさに相棒そのものでした。
自転車を購入して数ヶ月、私が母方の祖父母の家に遊びに行った時のことです。
当然の事ながら、自転車を買ってもらった事を祖父母に話す私がいます。
私の話を聴き、祖父はこんな事を言いました。
「もっと大きくなったら、本格的な格好良いマウンテンバイクを買ってあげよう。」
この一言が、私の人生を決めました。
その日以来、格好良いマウンテンバイクに乗ることを夢見る少年になりました。
段々と、他人の乗る自転車にも興味深々となっていきます。
自転車が私にとって、特別な物に変わっていきます。
その2へ続く。
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